知財

日銀短観

「商品【喫煙用具】について商標【パイプ】のように、商品の普通名称を普通に用いられる方法で表示する標章からなる商標や、商品「清酒」について商標【正宗】のように、同業者間で普通に使用されるに至った結果、自分と他人の商品、役務を区別できなくなった慣用商標のほか、　需要者が何人かの業務に係る商品などであることを認識することができない商標は識別力がないため、商標登録を受けることができません。

日銀短観

【スズキ】、【田中】などのありふれた氏　または名称を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標は
識別力がないとして商標登録を受けることができません。ただし、使用により識別力が生じたと認められれば、商標登録を受けることができる場合があります。

日銀短観

発言「当社は、商標【ABC】について、商品【テレビ】を指定商品として商標登録出願をしました。すると、同一の指定商品について類似の登録商標【ABC・】の存在によって、拒絶理由通知を受けたので、当社は登録商標【ABC・】を保有するY社に対して、当該登録商標の商標権を譲り受ける交渉を行うべきです。」

判断　〇
理由　他人の登録商標でも、自分のものにすることで、拒絶理由が解消できる。

日銀短観

Y社の商標権が無効になれば、損害賠償請求されることはない。　〇

直ちにY社の警告に従って商標の使用をやめたとしても、損害賠償請求を受ける可能性がある。　〇

Y社の警告に係る商標を商品の梱包に表示してはいるが、商品はまだ販売していないので、差し止め請求されることはない。　　×

Y社の業務上の信用を害した場合は、裁判所から信用回復措置を命じられることがある。　〇

日銀短観

使用者などの発意に基づき、社員であるAさんが職務上作成し、X社のホームページでX社名義で公表されており、就業規則に別段の定めもないため、職務著作となります。

日銀短観

映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者が著作者となる。
監督を補佐する助監督や、出演している俳優などは映画の著作物の著作者になることができません。

日銀短観

小説などの著作物は、翻案権と二次的著作物の利用に関する原作者の権利に関しては、譲渡契約の際に
「一切の権利を譲渡する」などの記載では足りず、これらの権利も譲渡の目的となることを特揭しなければならない。

日銀短観

プログラマーのAさんは自ら創作したプログラムについて、創作年月日の登録をすることにしました。
このプログラムを創作した日からすでに一年が経過していますが、創作年月日の登録には特に期限がないため、問題なく登録できるとAさんは考えております。

判断　×

理由　プログラムの著作物の創作年月日の登録は、その著作物の創作後6か月以内に行われなきゃ。

日銀短観

個人的に使用する目的で、自ら複製する行為は、私的使用のための複製に該当しますので、著作権の複製権の侵害に該当しません。

日銀短観

プログラムの著作物の所有者は、著作権者の許諾を得ずに、自らそのプログラムをパソコンなどで利用するために
必要と認められる限度において、バックアップコピーをすることができます。