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「同盟国である中国と、失礼……」。 国賓待遇で訪米中の岸田文雄首相(66)が“やらかし”てしまった。 岸田首相は10日午前(日本時間同日深夜)、バイデン大統領(81)とホワイトハウスで会談後、記者会見を行い、「グローバルなパートナーシップ」をうたった共同声明を発表した。防衛装備品の共同開発・生産・維持整備に関する「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議」(DICAS)を創設し、ミサイル開発などに向けて議論する方針を打ち出したほか、自衛隊と在日米軍の指揮統制の在り方を見直し、連携を強化する方針も盛り込んだ。 「日本と米国の固い絆を確認し、日米がどんな未来を築こうとしているのか内外に示す貴重な機会にしたい」と表明した岸田首相に対し、バイデン大統領も上機嫌で「日米同盟は歴史上かつてないほど強固な形だ」と応じていたのだが、その場の空気が冷え込んだのは、岸田首相が日中外交に関する見解を問われた時だ。 本来は「同盟国である米国」と発言すべきところを誤り、「同盟国である中国」などと言ってしまったから、さあ大変。岸田首相は間違いに気付き、慌てて言い直したのだが、これは痛いミスだろう。 SNS上でも《岸田首相言い間違え》が一時トレンド入り。《これは一番やってはいけない大ポカ》《同盟強化じゃなくて破壊しに行ったのか》などとツッコミが溢れた。 国会質疑でも官僚ペーパーを棒読みしている姿が目立つ岸田首相。国賓待遇に大はしゃぎして気が緩んでいたのかも……。 |