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[日语资料] 日本語で朗読しました!「狂い事~神の子」

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发表于 2007-12-23 02:16:34 | 显示全部楼层 |阅读模式

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自分は声優を目指しているので、いつもいろいろな台詞や台本を読んだり、朗読したりしています。ww
今回は自分が朗読した文章ですが、聞いていただけると嬉しいです。
結構前の作品ですが、日本語はまだまだですので、コメントやアドバイスがあれば気軽にどうぞ!

では、聞いてください。「神の子」と呼ばれる少年の自白です。


「狂い事 ~神の子」
朗読:章魚焼
原稿素材:n的声題
BGM:ost
録音編集:章魚焼
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原稿と翻訳はここに貼っておきますね。



原稿

僕は、「神の子」としてこの世に生を受けました。
いきさつを説明致しましょう。
ある日僕の母親の元に天使が降りてきて、これから生まれてくるのは神の子であると告げました。そしてどこからともなくその噂を聞きつけた三賢者やら、教会の要人やらが押し寄せて、僕は生まれる前から一躍有名人となったわけです。
父も母も、まさか自分の子が次の救世主になるとは思っていなかったようで、最初は動揺を隠し切れなかったと言っていましたが、僕にはそうまんざらでもないように見えました。
僕の周りは、常に僕を見る目と、助けを求めてくる手であふれていました。
「夜な夜な悪い夢を見る」「病に冒された足が痛くて仕方がない」「発狂した妻を治してくれ」「全ての苦しみから開放されたい」
僕の周りは、常に祈りと懇願であふれていました。
普通、人は何か懺悔をしたい場合は教会にいきます。神に仕える神父様やシスター達に罪を告白して、安らぎを得ます。
そして、それと同じ要領で僕の近くにいる人々は僕に向かって許しを請うのです。
だから僕は、人々に神の子と呼ばれる僕は、こうして一人で囁くのです。静かに、ひっそりと。僕の犯してきた罪の数々を、誰もいない静寂と混沌に向かってそっと打ち明けるように垂れ流すのです。
世界には僕を崇拝する人もいれば、憎む人もいました。僕が神の子であると信じない者、自分こそが本物だと名乗り出る者、さらには僕を殺して成り代わろうとする者。いっそのこと、彼らの内の誰かが僕を消してくれればいいのにと、思ったことがないとは言いません。
救世主、救世主。
彼らの声は常に希望を含んでいました。救世主、どうか私をお救いください。救世主、どうかパンをお与え下さい。
あなた方は、一体僕に何ができるとお思うですか?
僕に向かって祈れば、僕があなたを救えるとでも?僕に向かって祈れば、僕が手からパンを出せるとでも?
どうかお願いですわかってください。僕は普通の人間なんです。あなた方と何も変わらない、ただのちっぽけな人間なんです。
誰もいない部屋でぶつぶつと許しを請いながら、僕はその日も救世主として生きていました。いつまでも、きっといつまでもこの日々は続く。いつまでも、僕の懺悔は終わらない。そう思っていた時でした。
僕の周りにいた人々がばたばたと死に始めました。彼らの皮膚には毒々しい黒の斑点が浮かんでいます。
わけがわからず僕が外へ飛び出すと、道端にいるほとんどの人が倒れてるのが見えました。あそこに野犬に食われているのは母でしょうか。あそこでもがき苦しんでいるのは父でしょうか。
ばたりばたりと倒れては、そのまましんと動かない。
最初僕を襲ったのは死の恐怖。このまま僕もあの斑点に侵されて、ぱたりと倒れて死ぬのでは。けれど、しばらくしてから僕はまた別の恐怖を感じました。さっきよりもさらに大きい、絶望とも言えるその感情。
もしかして、このまま僕だけが生き残ってしまうのでは?
この死体だらけの町に僕一人だけ。ああ、そんなことがあるはずがない。だって僕は、僕はただの人間なのだから。僕が、そんな特別な存在であるわけはないのですから!そんなことが、あっていいはずがない!
僕は必死に息のある者をかきあつめました。彼らは僕が自分達を救おうとしてくれていると思って涙を流していましたが、僕はただ病をうつしてほしいだけだったのです。僕も、僕もつれていってと、心の中で叫びました。


結局、町で生き残ったのは僕と、そして僕を日々弾劾していた反対派の人々だけでした。つまり、僕を神の子だと信じ、救世主だと慕(した)っていた人々だけが死んだのです。
罵る(ののしる)声。蔑む(さげすむ)声。ああ、でも彼らの声が遠いんです。僕にはもう、何も聞こえてこないんです。

ああ、神よ。

僕は屍(しかばね)の上で叫びました。
「あなたは一体、何をなさりたいのです!!」
死んだ人々への罪の意識よりも、僕は神への憎しみを覚えました。
これから僕にどうしろと?誰を救えと言うのです?何を救えと言うのです…?

どこに行くあてもなく、誰を頼ることもなく。僕は何日もその死の町に留まっていました。積みあがった死体は、徐々にただの腐った肉へと変わり、許しを請う僕の懺悔は、徐々に神を憎む呪いに変わる。
うつろな瞳に移るのは、黒ず(くろず)んだ血と灰色の町。
僕のすぐ前に一羽(いちわ)のカラスが降り立ちました。ぎゃぁぎゃぁと僕に向かって吼(ほ)えてきます。見れば、そこらじゅう傷ついて、どうやら人間達と同じ病にかかっているようです。ぎゃぁ、ぎゃぁ。久々に聴いた僕以外の声に、昔よく聴いた声が重なります。
救世主、救世主、救世主、救世主……
助けて、助けて、助けて、助けて……
「そうか」
君も僕に。
「助けてほしいって、言ってるんだね」
カラスが悲鳴をあげました。
その首をいともたやすく握りつぶしたのは――僕の手だ。

「ああ、そうか」

あなたは、僕に世界を救えとおっしゃる。
あなた方は、僕にあなた方を救えとおっしゃる。
助けてと叫ぶのは、あなたが苦しみを感じているからで、その苦しみは、僕のこの手で終わらせることができるのです。
そう、そうだったのです。神よ、紛(まぎ)れも無く僕はあなたの子!そう、僕こそがこの世を救える神の子だ! 
僕はそれから生まれてきて初めて笑いました。
あはは、そうか。そうだったのですね!!あなたはこの世界を救えとおっしゃる。世界の救世主になれと、そうおっしゃる!
ならばお望みどおりそうしましょう!あなたの手となり足となり、この世を救って見せましょう!
あなたが授けた力を持って、沈黙(ちんもく)と虚無(きょうむ)とを導きましょう。
さぁ愛しい我が世界の住人達。
ずいぶん遅くなってしまって申し訳ありません。やっと僕は神の子として目覚めることができました。血と腐臭(ふしゅう)と孤独が、僕のこの目を開(ひら)かせました。
さぁ、愛しい我が世界の子供達。
心配することはございません。全ては一瞬で終わります。絶望は歓喜(かんき)へ変わります。

この世に蔓延る(はびこる)愚民(ぐみん)達。大変長らくお待たせしました。さぁ、今共に、全てを無へと、返しましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翻訳

我、作为【神之子】被赋予了生命。
让我说明下这事的原委吧。
某天天使降临到我母亲身边、告知了她:“你即将生下【神之子】”。然后不知从哪里听得这个传闻的三贤者、教会的重要人物陆续造访、我在出生前就一跃被众人知晓了。
父亲母亲说:没想到自己的孩子居然会是下一代的救世主、最初无法抑制内心的动摇、但是我看来 不见得就是这样。
我的周围、时常充满了注视的视线和恳求援助的手。
「每晚做恶梦」「重病的腿痛得难忍」「治治我那发疯的妻子吧」「想要从一切痛苦中解脱」
我的周围,时常充满了祈祷和恳求。
一般,人们想忏悔的时候会去教会。向侍奉神的神父和修女告白自己的罪过,以求得安宁。于是,我周围的人也是这样向我请罪。
所以我,被称为神之子的我,时常一个人这样昵语。静静地,悄悄地。我所犯下地无数罪孽、向无人的静寂和混沌 吐露澄清。

世界上有着崇拜我的人、就也有憎恨我的人。不相信我是神之子的人、妄称自己才是本尊的人、甚至想把我杀了来取代的人。索性、让他们这群人里面的谁来把我杀了算了、我甚至这么想过。
救世主、救世主。
他们的呼声里一直包含着希望。救世主、请救救我吧。救世主、请赐我面包吧。
你们、到底认为我能做什么?
向我祈祷、我就能救得了你么?向我期待、我就可以从手里变出面包来么?
拜托了,你们要知道。我只是一个普通的人类。和你们毫无区别,只是一个渺小的人类而已。
在无人的房间里轻轻念叨着请罪、我那天也作为救世主活着。一直、这样的日子将会一直持续下去吧。就这样一直、我的忏悔也不会结束。就在我这么想的时候。
我周围的人开始陆续倒地死去。他们的皮肤上浮现出中毒一样的黑色斑点。莫明其妙的我奔出去、看到路边的人大多数都倒在地上。在那边被野犬啃噬着的是我的母亲么?在那边痛苦地呻吟着的是我的父亲么?
人们陆续倒下、然后 一动也不动。
最初侵袭而来的是対死亡的恐惧。这样下去我也会被那斑点吞噬,和他们一样倒下然后死去么。但是、片刻之后我感到了另一种恐惧。比方才的更要庞大,几乎可以说是绝望的感情。
难道、这样下去,最后只剩下我一个人活着么?
在这尸体遍野的村庄里只剩我一个人。啊啊、那不可能。因为我,我只是个普通的人啊。我不可能是那么特别的存在!不可能有那种事!
我拼命地寻找还有一口气的人。他们以为我救了他们的命流着泪、但是其实我只是想让他们把病传染给我。『带上我,请你们带上我』心中这么叫喊着。


最后,这个村庄里活下来的只有我以及过去天天対我狂轰滥炸的反对派的人。也就是说死去的都是 那些相信我是神之子,把我当成救世主来仰慕的人。
骂声。轻蔑的声音。但是,他们的声音变得很远。我已经什么都听不见了。

啊、神啊。

我在尸体上叫着。
「你到底在做什么!!」
比起対死去人们的罪恶感、我更只记得対神的憎恨。
我该怎么做?让我拯救谁?让我拯救什么啊…?

漫无目的地走、无依无靠。我在这个死气沉沉的村庄里逗留了好几天。积起的成堆的尸体、渐渐变成腐肉、我请求原谅的忏悔、渐渐变成対神的憎恨和诅咒。
映入虚无的瞳孔中的、是黑色的血和灰色的村庄。
一只乌鸦降落在我的眼前。嘎嘎地向我叫着。仔细看下、它也受伤了、好像是染上了和人类一样的病。嘎嘎。好久没听到的我以外的声音、和过去时常听到的声音重叠起来。
救世主、救世主、救世主、救世主……
救救我,救救我,救救我,救救我……
「是么」
你也在向我说 救命 么。

乌鸦发出了悲鸣。
轻而易举地掐断了它脖子的是——我的手。

「啊,是这样啊」

你让我拯救这个世界。
你让我救你。
求救是因为你感觉着痛苦,而这痛苦,正等待我用双手去终结它。
対,就是这样。神啊、无可质疑我就是你的孩子!没错,我就是能拯救这世界的神之子! 
我生下来第一次笑了。
啊,原来是这样。是这样啊!!你让我救这个世界。你让我成为救世主!
那么就如你所愿!成为你的手足、给你救这个世间!
用你赐予的力量、把世界引向沉寂和虚无。
さぁ我亲爱的世界的居民们。
真不好意思弄得这么晚。我终于作为神之子觉醒了。血和腐臭还有孤独让我睁开了研究。
さぁ、我亲爱得世界的孩子们。
不用担心。一切都将在瞬间结束。绝望都将变成欢喜。

充满这个世界的愚民哟。让你们久等了。さぁ、现在一起、让一切,返回到虚无吧。

[ 本帖最后由 章鱼烧 于 2007-12-23 12:51 编辑 ]
发表于 2007-12-23 10:47:03 | 显示全部楼层
既に声優レベルの実力を持っているじゃないですか[.0962E694]
信じられないほど素晴らしい声だったと思いますよ!感動しました。[.1B0CB7]
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发表于 2007-12-23 14:11:01 | 显示全部楼层
あの声がアニメの主人公の声みたい。
  素敵だよ。
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发表于 2007-12-26 19:30:00 | 显示全部楼层
本当に貴方の声ですか?ちょっと信じられないけど。
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发表于 2007-12-26 19:39:00 | 显示全部楼层
原帖由 龍と申します 于 2007-12-26 19:30 发表
本当に貴方の声ですか?ちょっと信じられないけど。


驚く必要がない、教えてあげようか
間違えなく、まぎれもなく 彼女の声だ。
:)
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发表于 2007-12-26 19:54:03 | 显示全部楼层
すごい!!!すごすぎるわ~~
物語自体が暗くて、好みじゃないんだけど。
声が素敵です~~役者魂を感じました~
自分もそのような凛々しい声がほしいィ~~

今でもドラマとか作ってるの?ほかの作品も聞きたい~
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发表于 2007-12-27 09:40:00 | 显示全部楼层
原帖由 森川あきら 于 2007-12-26 19:39 发表


驚く必要がない、教えてあげようか
間違えなく、まぎれもなく 彼女の声だ。
:)


「彼女」なんですか?@@
素敵な中性的な声ですねw
もう声優レベルですよ本当にww

これからも頑張ってください!w
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 楼主| 发表于 2007-12-28 02:27:24 | 显示全部楼层
原帖由 rika2001 于 2007-12-26 19:54 发表
すごい!!!すごすぎるわ~~
物語自体が暗くて、好みじゃないんだけど。
声が素敵です~~役者魂を感じました~
自分もそのような凛々しい声がほしいィ~~

今でもドラマとか作ってるの?ほかの作品も聞きた ...

同人ドラマなら結構作ってますけどWW
BLも構わなければ。。。。
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发表于 2007-12-28 02:44:16 | 显示全部楼层
すげー  感動しました。
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发表于 2007-12-30 01:35:47 | 显示全部楼层
原帖由 森川あきら 于 2007-12-26 19:39 发表


驚く必要がない、教えてあげようか
間違えなく、まぎれもなく 彼女の声だ。
:)


教えて、教えて。
何のコツがあるの?
声優のことともかく、日常会話の時も、lzのように日本人らしい日本語がじゃべれますか?
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