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发表于 2007-2-6 00:40:00
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一橋大学口述試験レビュー 東京よりただいま帰りました。面接終了後1~2日はいい意味でも悪い意味でも茫然自失になってしまうので、鈍行列車での長距離移動もあまり苦にならないですね(苦笑)。 さて、それでは忘れないうちに一橋大学の口述試験レビューを行ないたいと思います。一橋の口述試験は45分ごとに面接時間が区切られていて、僕は2番目でした。他の方を見ている限り、面接時間は約20~30分で、残りの時間で先生方の休憩、入れ替えなどが行なわれているようでした。なので、東大は筆記試験結果が面接時間に露骨に出る(筆記がいいと面接時間が短い)らしいですが、一橋でそういうことはないように思えました。 本題の面接に関してですが、噂通りの圧迫面接でしたが、これからの課題を明確化できたので非常に勉強になりました。ちなみに僕の研究計画は、「基本的なRBCモデルに名目賃金の硬直性などの非ワルラス的な要素を組み込んで、日本の景気循環、特に総労働時間の安定性を説明できるモデルを構築する」というものです。一橋OBの方に研究計画書は「サーベイ+若干のプロポーザル」で十分というお話をいただいていたのですが、その通り質問の大半はオリジナリティの部分ではなく、RBCに関する理論的な知識を問うものでした。聞かれた質問内容を簡単に列挙すると、・技術ショックが産出量に与える経路を3つ説明せよ・基本的なRBCモデルであるHansen(1985)の特徴は?・Hansen(1985)を先生がイジって、それで結論はどう変わる?(何パターンか聞かれました)・Nominal Rigiditiesを仮定したら、技術ショックが産出量に与える影響はどうなる?・Summersなどが挙げた基本的なRBCに対する批判は?・近似手法は何を知っているか、説明せよ。・matlabは使えるのか?・ニューケインジアンの論文は読んだことがあるのか?・総労働時間の安定性をどう説明するのか。・Kydland,Prescott(1982)は非常に深くよく出来ている論文だが、その深さを理解しているか?その他の質問内容としては、・どうして一橋を志望したのか?・修士論文は誰に見てもらいたいか?・他大学の出願状況は?・RBCを勉強したいならなぜ東大を受験しなかったのか?・米国でマクロのテキストは何を使ったのか? などで、面接官はマクロの先生2人で面接時間は約30~35分ほどでした。ちなみにデキは、質問の50% --->「すみません、わかりません・・・。」質問の25% ---> 何とか答えるも、内容はトンチンカン質問の25% ---> 何とか答えられたかな・・・ と基本的な質問にも満足に答えられない散々なものでした。やはり「理解しているつもり」ではダメですね・・・。ただ、今後の課題として、・もっと丁寧に勉強するように たとえば、基本的なRBC理論に対する理解が甘い、非ワルラス的な要素の定義がずれているなど・将来のことも考えて計量、特に時系列分析もしっかり勉強しておくように と非常に有益なアドバイスをいただきました。終わった後は悔しさよりもデキの悪かった自分に対する情けなさでいっぱいでしたが、この経験をバネにまずは4月までの時間を有意義に使えるようしっかりと計画を立てていきたいと思います。 来年一橋を受験される方は、あまりオリジナリティの部分は心配せず、あくまで自分の研究テーマの基本的な理論を言葉で説明できるようにしておくとよいのではないでしょうか(ただし、東大の面接ではオリジナリティの部分がガンガン突っ込まれるようです)。もちろん、先生・専攻等により傾向も変わってくると思いますが。あとは圧迫は本当に厳しいものがありましたが、面接終了際に先生より「全ての質問に学部生が答えられることを望んでいるわけではない。」という言葉もありましたので、神経質になりすぎることはないと思います。ご健闘をお祈りしています。 |
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