遅刻の言い訳(迟到最好的借口)
已有 455 次阅读2013-8-29 22:32
|系统分类:工作|
心理学, 最好, 博士, 研修
社会人として絶対にしてはいけないこと。それは遅刻である。
と言いつつも、僕は早起きが苦手なので、結構いろんな言い訳を使い尽くした。最終的に、苦肉の策で「金縛りにあったので遅れます」と伝えたところ、ホワイトボードに「石原 金縛り13:00」と書かれたのも、今となっては切ない思い出だ。
ちなみに今回、web R25編集部で遅刻の言い訳に関するアンケートをとったところ、これまでに聞いたことのあるオモシロ言い訳として、「向かい風が強かった」「風呂場で転んで気絶していた」「飼い犬が死んだ」などが挙がった。
また、「涙が止まらなかった」は情緒はあるものの意味がわからない。「ラーマの試食をさせられた」「マンホールから地底人が現れたので観察していた」に至っては、クビを覚悟で言うセリフだろう。
一方、使い勝手がよい言い訳としては、「電車の遅延」と「子供を病院に連れていった」の2つが圧倒的に人気だった。しかし、これで果たして正解なんだろうか。遅刻の言い訳としてのベストアンサーを、心理学博士で企業研修も数多く手がける伊東明先生に、ズバリ聞いてみた。
「心理学的にいえば、『仕事に支障はないので』と遅刻を正当化したり、『誰でもしちゃいますよね』と開き直る態度がもっとも悪印象を与えます。電車の遅延なども、その気になって調べればウソだとばれてしまうので危険。ベストアンサーとしては、やはり無難に体調不良を訴えることでしょうね」
その際も、単に「体調が悪くて」だけではなく、「昨日から寒気がしていて、一度家を出たんですが吐き気を抑えられないので薬を飲みに戻りました」「子供が39度の熱を出し、たまたま妻が不在だったので、僕が病院に連れていきました」など、具体的に説明すると信ぴょう性が増し、印象もよくなるという。
「こうした非常時の対応にこそ、人間性が表れるもの。むしろ、ポイントアップのチャンスだと捉え、丁寧に言い訳することをお勧めします」
とはいえ、と先生は続ける。
「ビジネスマンとしてのベストアンサーは、言い訳などしないで誠意をもって謝罪すること。研修現場でも『最近の若者は謝らない』と立腹している上司がすごく多いんですよ」
なるほど、なるほど。そして、さらにその上を行くベストアンサーは、ちゃんと定刻に出社することですよね。はい、気をつけます。