日志
- 分享 海の帝国―アジアをどう考えるか (中公新書)[新書]
- 「海の十字路」と言われるマラッカは昔からも植民国家によって占領された。あらゆる占領者のうち、イギリスのラッフルズはマラッカの戦略的位置に着目 し、ここでの「新帝国建設」の発想をイギリス王に提言した。彼はブギス人との連携をとってマラッカ―東インドという非公式帝国の軸を築く意思を示す同時 に、「中国人 ...
- 分享 バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書) ...
- 本書ではバナナを巡ってフィリピン、日本、アメリカの三者の輸出入関係を説明している。生産者として昔から搾取されたフィリピン労働者、消費者としての日 本人、そして中間にいるアメリカ系企業の三角関係である。そして、バナナの生産から消費までたくさんのアクターが関与するが、膨大な利益を得られるのはや はりアメ ...
- 分享 エビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化 (岩波新書)
- 本書は鶴見良行の『バナナと日本人』と一見同じ種類な著書と思われやすいが、実際はそうではない。同じくある特定な商品が日本まで輸出される過程に関する 著書であるが、『バナナと日本人』はフィリピンに集中していることに対し、本書はインドネシア、台湾、オーストラリアなどいろんな国を取り上げた。また、 『バナナ ...
