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2009年1月、中国特許庁より昨年一年間の特許出願件数及び授権件数が発表されました。
2008年中国専利出願状況
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発明特許 |
実用新案 |
意匠 |
専利出願合計 |
海外からの出願 |
95,259 |
データは未公開 |
データは未公開 |
111,184 |
国内からの出願 |
194,579 |
223,945 |
298,620 |
717,144 |
合計 |
289,838 |
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828,328 |
※専利出願のうち、海外からの出願合計は、111,184件で全体の13.4%を占め、国内からの出願合計は、717,144件で、全体の86.6%を占めた。増加率は、国内出願は22.3%増、国外からの出願は3.5%増だった。 |
2008年中国専利授権状況
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発明特許 |
実用新案 |
意匠 |
専利授権合計 |
海外からの出願に 対する付与 |
47,116 |
1,506 |
10,954 |
59,576 |
国内からの出願に 対する付与 |
46,590 |
175,169 |
130,647 |
352,406 |
合計 |
93,706 |
176,675 |
141,601 |
411,982 |
※国内出願、外国からの出願とも、発明特許に対する特許付与の伸びが著しく、国内出願は45.8%の伸び、外国からの出願は、30.9%の伸びを示した。 |
【中国特許庁の分析より】
*出願傾向
中国国内出願の技術分野別出願件数を見ると、環境技術、通信、化学工業、運輸、医療技術では、外国からの出願件数を追い越した。また、音声映像技術、光学技術でも、外国からの出願件数との差を縮めた。
*特許付与の傾向
外国からの出願は、総じて中国国内出願よりも技術内容が複雑、且つハイレベルであり、また、高度な技術に対して特許が付与されている。音声映像技術、発動機、光学、半導体、IT技術、医療技術、原子工学、電気設備などでの特許付与件数は、外国からの出願が優勢。