(幸子(さちこ)は一郎の家へ向かっている)
ア:あれっ、しまった。ここはいったいどこでしょうか
(幸子は電話を出して、一郎の電話にダイヤルする)
ア:もしもし、一郎君?幸子です。一郎の家って探しにくいですよ。
ここはどこか全く分からなくて、どうしよう・・・
イ:幸子、慌てないで。周りにどこか目印になる建物がないかな。
迎えに行くからさ。
ア:うん、ちょっと待ってね・・・。あ、ここは吉野家がありますね。
それにその斜めに三菱銀行の看板がありますけど、一郎おうちに近いですか。
イ:ああ、もうそこに着いたのか。その道をまっすぐ行くと、
五百メートルぐらいで僕の家に着くんだぞ。まっすぐ行ってよ。
交差点があってもMagara内で、ずっと前に進めば僕が見えるんだよ。
今すぐ家を出るから。
ア:うん、分かりました。後でね。