トヨタ自動車<7203.T>は18日、都内で環境技術開発戦略説明会を開き、今後の環境技術への取り組みとして、2012年末までに新車名のハイブリッド車(HV)を追加するほか、既存車種のモデルチェンジを合わせて、世界で乗用車系のHVを11モデル投入すると発表した。
11モデルのうち1モデルは、ガソリン1リットル当たりの走行距離が40キロメートル以上となる小型HVとなる。内山田竹志副社長は「小型車から高級車まで、セダンからSUV(スポーツ多目的車)、ミニバンも含め、HV車の幅広いラインナップをそろえる」と述べた。